古代史探訪

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神出神社(かんでじんじゃ)、  裸石神社(らせきじんじゃ)、姫石神社(ひめいしじんじゃ)

神出神社
 神戸市西区神出町東1180   無料駐車場があります。
 雌岡山(めっこうさん、めっこさん、249m)の山頂に鎮座。
   国道175号線の「老ノ口」交差点を東方向に入り、1.1km東進すると山側に
   入口と鳥居があります。
 祭神:素盞嗚尊、奇稲田姫命、大己貴命。
    (素戔嗚尊を祀っているので雌岡山は天王山ともいう。)

 摂社の天神社には神世7代の神々が祀られています。
 大同4年(809年)、51代平城天皇(50代桓武天皇の皇子)がこの地に巡幸、三柱の神を勧請祭祀されました。

 山頂の少し下は御旅所になっていますが、古くは磐座か古墳だったのでしょう。拝殿前の展望台の2km東に神奈備山の雄岡山(おっこうさん、おっこさん、241m)が見え、頂上に祠(雄岡神社)が鎮座、祭神は木花佐久屋比売と帝釈天です。
 雌岡山拝殿前の展望台に立ちますと、あまりの見晴らしの良さと風通しの良さに、ここでは古代に蹈鞴製鉄が行われていたのだろうと直感しました。調べて見ますと、やはり雌岡山を中心として神出町では蹈鞴製鉄が盛んでした。神出町の直ぐ北は「金物の町」三木市です。
 神社の由緒に「素戔嗚命と奇稲田姫命の二神の間に大己貴命がこの地で生誕」とあり、事実とは異なりますが、古代人は蹈鞴製鉄と出産の共通点を認識して「大己貴命が生誕」という表現の仕方で、「この地では良い鉄ができた」と言っているのです。古代の蹈鞴製鉄と出産の関わりについては、後日お話したいと思います。
 また、雌岡山はカタクリの花でも有名です。

   地図(赤のアイコンが雌岡山、黄が雄岡山)

       入口の鳥居
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       拝殿
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       拝殿内
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       神紋は素戔嗚の木瓜紋(もっこうもん)
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       本殿(千木は垂直切り、鰹木は5本)
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       由緒
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       手洗舎(ちょうずや)の竜
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     拝殿前の展望台から神戸市西区を望む、はるか遠方に明石海峡、
     淡路島、明石海峡大橋が見える。
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       展望台の東2kmに美しい神奈備山の雄岡山が見える。
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     裸石神社
     神出神社の裏を200段ほどの石段を下りた所に鎮座。
     ご神体は彦石という男性を象った石です。
       裸石神社・姫石神社の標識
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       長い石段
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       拝殿
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       本殿
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     姫石神社
     裸石神社から少し下った所に鎮座。
     社殿はなく、女性を象った割れた岩をご神体として祀っています。
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by enki-eden | 2013-05-10 00:07