古代史探訪

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魚崎八幡宮神社(うおざきはちまんぐうじんじゃ、神戸市)

兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3丁目19-18  電078-411-1617
                    無料駐車場あります。

祭神 八幡大神(15代応神天皇)、
   春日大神、
   八衢比古神(やちまたひこのかみ、道路を守る神)、八衢比売神、
   天照皇大神(あまてらしますすめおおかみ)、
   久那戸大神(くなとのおおかみ、縁結び・安産の神)。

 当地の魚崎は酒造りの灘五郷の一つで、地名を元は五百崎(いおざき)と称していた。神功皇后(321年-389年)が新羅遠征の際、この浜に500艘の船を集結して船出したことにより地名を五百崎とした。それが魚崎と変化してきた。
 江戸時代の魚崎村は住吉村の本住吉神社を氏神としていたが、明治になって魚崎八幡宮神社を氏神とするようになった。
 本住吉神社については、2015年9月28日投稿の「本住吉神社」をご参照ください。
   赤のアイコンが魚崎八幡宮神社、黄が本住吉神社。


   
   西の赤い大鳥居
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   東の石の鳥居
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   入口は東西で、社殿は南向き。
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    本殿
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 拝殿前に白髭(しらひげ)稲荷神社、祭神は八柱の稲荷大明神。
 主神は白髭稲荷大明神で一願成就の霊験がある。
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 東の鳥居横に遺跡「神依松」の切り株がある。この松は新羅遠征から凱旋(363年)してきた神功皇后の船がこれより先に進むことができなくなったので、五百崎(魚崎)の浜の大松に船の鞆綱を繋いで神功皇后が占ったところ、船に祀っている神の御誨(お告げ)があった。

 神功皇后はその御誨に従って、天照大神の荒魂を広田(西宮市の廣田神社)に、稚日売神を生田(神戸市中央区の生田神社)に、事代主神を長田(神戸市長田区の長田神社)に、住吉神を渟名椋長岡(大阪市の住吉大社、又は神戸市東灘区の本住吉神社)に祀った。それで船は無事に航海を続けることができた。

 鞆綱を繋いだ松は人々が神功皇后の大御形見としていたがやがて枯れてしまった。この松を「神依りの松」と云う。神依りの松の傍らに神籬をたてて八幡大神を祀り、五百神社と称したのが当社の始まりと云う。
 その後、天照皇大神と春日大神を合祀したと云う。
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   松尾神社(大山咋神、酒造りの神)
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 当社の元の祭神は素戔嗚尊であったが八幡大神に替わったと云う説がある。八幡大神とは応神天皇であるが、八幡大神は元々は素戔嗚尊だったと云う説もある。
 宇佐八幡宮の祭神は比売大神・応神天皇・神功皇后であるが、元々は素戔嗚尊と比売大神だったのかもしれない。神社の祭神は入れ替わることがある。
 又、元々の八幡大神は天火明命であると云う説もある。
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by enki-eden | 2017-07-17 00:15