2013年 09月 06日
古代吉備文化財センター
岡山市西花尻1325-3 電:086-293-3211 駐車場あります。
古代吉備文化財センターの案内には、
「吉備中山は古今和歌集にも謳われ、枕草子では名山の一つにあげられました。その南山腹に古代吉備文化財センターがあります。
緑豊かな自然環境のなか、岡山県の埋蔵文化財保護・保存を図る拠点施設として、発掘調査・研究・出土品の収蔵管理や活用・埋蔵文化財に関する普及啓発などに努めています。
1階展示室では、これまでの発掘調査で出土した出土品の中から、約400点の出土品を常設展示しています。」とあります。

展示品の一部をご紹介しましょう。
特殊器台・特殊壷・円筒埴輪

土井遺跡から出土した埴輪(5世紀・古墳時代後期)、岡山県赤磐市熊山町


斎富(さいどみ)遺跡2号墳に副葬された大量の須恵器(古墳時代後期)
岡山県赤磐市斎富

須恵器の登場

津寺遺跡(岡山市北区津寺)の羽口と
阿津走出(あづはしりで)遺跡(岡山県倉敷市児島阿津)の製塩土器

下坂遺跡(岡山県美作市、みまさかし)の鉄鉱石・炉壁・鉄滓、
吉備は鉄鉱石の産地でした。



製鉄のイメージ図

鍛冶の作業図

高塚遺跡の銅鐸埋納壙レプリカ(1世紀の弥生時代後期、岡山市高塚)
流水文の銅鐸(58cm)で、傾斜地ではなく集落中心部の平地からの出土です。

岡山県赤磐市弥上(やがみ)古墳(墳長30mの前方後円墳)出土の亀甲型陶棺。
陶棺は古墳時代終わり頃(6世紀後半)の焼物の棺です。美作(みまさか)を中心とした有力者の棺として使用されました。美作の東隣の播磨北部でも、よく似た陶棺が使われています。播磨北部の陶棺については今月中旬頃にご紹介できると思います。
弥上古墳の旧地名は赤磐郡熊山町で、私見ですが「熊」は楚人・素戔嗚の足跡を現しています。全国の「熊」や「襲」のついた地名・苗字の中に弥生人の「楚人」由来のものが多いと考えられます。弥上古墳の11km北西の赤磐市石上に素戔嗚を祭神とする石上布都魂神社が鎮座しています。
紀元前4世紀から紀元前2世紀頃に波状的に列島にやって来た弥生人は、主に江南出身の呉人、楚人、越人です。日本人の遺伝子頻度では、呉系が32%、楚系が3%、越系が1%です。楚系の頻度は低いですが、中国地方(吉備)では19%弱の頻度になります。呉系は31%強の頻度です。楚系と呉系で50%になります。楚の国姓は羋(び)、呉は姫(き)ですので、吉備の語源は姫羋(きび)ではないかと密かに推測しています。



頭椎大刀(かぶつちのたち)、古墳時代後期、真庭市土井2号墳

鉄製武器・工具

岡山市西山古墳群の装身具(古墳時代後期)

印南神吉 メールはこちらへ nigihayahi7000@yahoo.co.jp
古代吉備文化財センターの案内には、
「吉備中山は古今和歌集にも謳われ、枕草子では名山の一つにあげられました。その南山腹に古代吉備文化財センターがあります。
緑豊かな自然環境のなか、岡山県の埋蔵文化財保護・保存を図る拠点施設として、発掘調査・研究・出土品の収蔵管理や活用・埋蔵文化財に関する普及啓発などに努めています。
1階展示室では、これまでの発掘調査で出土した出土品の中から、約400点の出土品を常設展示しています。」とあります。

展示品の一部をご紹介しましょう。
特殊器台・特殊壷・円筒埴輪

土井遺跡から出土した埴輪(5世紀・古墳時代後期)、岡山県赤磐市熊山町


斎富(さいどみ)遺跡2号墳に副葬された大量の須恵器(古墳時代後期)
岡山県赤磐市斎富

須恵器の登場

津寺遺跡(岡山市北区津寺)の羽口と
阿津走出(あづはしりで)遺跡(岡山県倉敷市児島阿津)の製塩土器

下坂遺跡(岡山県美作市、みまさかし)の鉄鉱石・炉壁・鉄滓、
吉備は鉄鉱石の産地でした。



製鉄のイメージ図

鍛冶の作業図

高塚遺跡の銅鐸埋納壙レプリカ(1世紀の弥生時代後期、岡山市高塚)
流水文の銅鐸(58cm)で、傾斜地ではなく集落中心部の平地からの出土です。

岡山県赤磐市弥上(やがみ)古墳(墳長30mの前方後円墳)出土の亀甲型陶棺。
陶棺は古墳時代終わり頃(6世紀後半)の焼物の棺です。美作(みまさか)を中心とした有力者の棺として使用されました。美作の東隣の播磨北部でも、よく似た陶棺が使われています。播磨北部の陶棺については今月中旬頃にご紹介できると思います。
弥上古墳の旧地名は赤磐郡熊山町で、私見ですが「熊」は楚人・素戔嗚の足跡を現しています。全国の「熊」や「襲」のついた地名・苗字の中に弥生人の「楚人」由来のものが多いと考えられます。弥上古墳の11km北西の赤磐市石上に素戔嗚を祭神とする石上布都魂神社が鎮座しています。
紀元前4世紀から紀元前2世紀頃に波状的に列島にやって来た弥生人は、主に江南出身の呉人、楚人、越人です。日本人の遺伝子頻度では、呉系が32%、楚系が3%、越系が1%です。楚系の頻度は低いですが、中国地方(吉備)では19%弱の頻度になります。呉系は31%強の頻度です。楚系と呉系で50%になります。楚の国姓は羋(び)、呉は姫(き)ですので、吉備の語源は姫羋(きび)ではないかと密かに推測しています。



頭椎大刀(かぶつちのたち)、古墳時代後期、真庭市土井2号墳

鉄製武器・工具

岡山市西山古墳群の装身具(古墳時代後期)

by enki-eden
| 2013-09-06 00:37

