古代史探訪

enkieden.exblog.jp
ブログトップ

上賀茂神社(かみがもじんじゃ)③

 賀茂別雷大神の母・玉依姫の兄は玉依彦で、賀茂県主の祖です。賀茂氏と同じく山城国を本拠地としていた秦氏とは密接につながっています。両氏とも50代桓武天皇の平安遷都に協力し、やがて陰陽博士を輩出します。

 摂社の須波神社(重要文化財)、五柱の神を祀っています。阿須波神(あすはのかみ)、波比祇神(はひきのかみ)、生井神(いくゐのかみ)、福井神(さくゐのかみ)、綱長井神(つながゐのかみ)。
 この五柱の神は坐摩巫祭神(いかすりのみかんなぎのまつるかみ)と呼ばれており、居住地を守る神で大阪市中央区の坐摩神社(ざまじんじゃ、いかすりじんじゃ)の祭神と同じです。元々は宮中で坐摩巫(いかすりのみかんなぎ)によって祀られていました。今でも宮中三殿で祀られています。神功皇后が、新羅遠征(363年)より帰還したとき、淀川河口の地に坐摩神を祀ったのが最初らしいです。
 上賀茂神社の境内末社であつた諏訪社は、明治10年に内務省より第7摂社と定められ、社名を須波神社と改めた。賀茂別雷神社の前庭を守るとされ、楼門前の御物忌川(おものいがわ、みものいみがわ、ならの小川の支流)を挟んで鎮座。心を鎮める癒しの神です。
d0287413_10275280.jpg

   末社の岩本神社、祭神は底筒男神、中筒男神、表筒男神の住吉三神。
d0287413_10281426.jpg

 渉渓園(しょうけいえん)、賀茂曲水宴開催の地。賀茂曲水宴(かもきょくすいのえん)は1182年に当時の神主・賀茂重保(かものしげやす)が催したのが始まりで、1994年に皇太子殿下と雅子様の御成婚・平安遷都1200年・上賀茂神社式年遷宮の奉祝行事として復元されました。4月第2日曜日に行われます。有料です(1,000円)。
 曲水宴は葵祭で選ばれた斎王代の1年間最後の仕事になります。
d0287413_10285360.jpg

d0287413_10291065.jpg

d0287413_10292442.jpg

d0287413_10293714.jpg

   願い石(陰陽石)
d0287413_1030534.jpg

d0287413_10301820.jpg

  摂社の賀茂山口神社、祭神は御歳神。御歳神は大歳神と香用比売(かよひめ)の子。
d0287413_10303984.jpg

d0287413_1030522.jpg

   睦(むつみ)の木。樹齢300年以上で家内安全を見守る。
d0287413_10312033.jpg

                    ***

 古代史とは関係ありませんが、宇宙のダークマター(暗黒物質)の解明についてです。岐阜県飛騨市神岡町にある鉱山跡地で、東大宇宙線研究所がダークマターの検出プロジェクトを立ち上げています。
 ダークマターは光も出さず、地球も通り抜けてしまうために観測が困難ですが、2020年には正体が分かる可能性があり、日本がその先陣を切る勢いです。
 宇宙に存在する物質のうち、人間が認識できる物質は4.9%しかなく、残りは正体不明です。ダークマターは26.8%、ダークエネルギーは68.3%を占めています。ダークエネルギーは全く分かっていませんが、ダークマターは5~6年後に判明できそうです。約百年前にアインシュタイン博士が予言した「重力波」についても、同じ頃に発見される可能性があります。
 私は、古代史研究と共に、神と異次元を物理学・天文学の見地から研究していますので、ダークマターやダークエネルギーに重大な関心をもっています。
[PR]
by enki-eden | 2014-01-10 00:05