古代史探訪

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八坂神社(兵庫県美方郡香美町香住区)

兵庫県美方郡(みかたぐん)香美町香住区一日市(ひといち)   無料駐車場あります。
祭神 須佐之男命、櫛稲田姫命(八坂刀売命)。
    神社調書には大国主命をも記す。

 八坂刀売命を櫛稲田姫命の別名としているが、八坂刀売神は大国主命の子・建御名方神の妃神で諏訪固有の神だから、何かの混乱があると考えられる。
 大国主命と八坂刀売命も祭神として祀っているということでしょうかね。



   車で行く途中、JR香住駅の前を通りました。駅前に当地名産のカニの爪が。
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   昼食は香住ガニ(紅ズワイガニ)をいただきました。
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   八坂神社が鎮座の天王山の岡見公園から香住海岸を望む。
   山陰海岸は世界ジオパークに認定されている。
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   遊覧船かすみ丸に乗ると楽しいですよ。前回は乗りましたが今回はパス。
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   神社入り口の両部鳥居と社号標、右の燈篭に「天壌」、左に「無窮」と彫られている。
   春には八重桜が美しいそうです。
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   参道、長い階段が続く。右の狛犬(阿像)は「玉持ち」で神紋の祇園木瓜、
   左の狛犬(吽像)は「子持ち」で三つ巴が彫られている。
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 参道途中に境内社の愛宕神社が鎮座。全国にある愛宕神社の総本社は京都市右京区の愛宕神社で、火伏せ、防火の神様。
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 参道の両側に還暦を迎えた氏子が寄進した灯篭が並んでいる。形は伊勢神宮の参道に並ぶ灯篭とよく似ている。
 灯篭の上部には神紋の祇園木瓜か三つ巴。下部にカゴメ紋(ダビデの星)が彫られているのも伊勢神宮参道の灯篭と似ている。
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   更に階段を昇ると拝殿が見えてくる。
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 拝殿前の右の石柱に「素戔嗚尊が出雲の簸川で獲得した天叢雲剣(草薙剣)を三種の神寶とした」と記されている。
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 左の石柱には「素戔嗚尊が須賀(島根県安来市)に宮を建て、新婚の住まいとした。そして初めて八雲国の歌を詠んだ」と記されている。
   八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を
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   拝殿
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   本殿
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   神社由緒
   兵庫県姫路市の廣峯神社から牛頭天王(素戔嗚尊)を勧請したようだ。
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   社庫
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  境内社の護国神社、灯篭の紋は伊勢神宮参道灯篭と同じく16弁菊花紋とカゴメ紋。
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   五社明神、祭神は小田井明神(国作大己貴命)、出石明神(天日槍命)、
   粟鹿大明神(彦火々出見命)、絹巻大明神(天衣織女命)、養父大明神(倉稲魂命)。
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   稲荷神社
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   境内社、社名が分からない。右は天満神社か、左は伊弉諾尊を祀る神社か?
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   社務所、拝殿建て替えにより古い拝殿を利用している。
   ご朱印をお願いしようと思ったが、お留守であった。
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   帰途、道の駅「ようか但馬蔵(たじまのくら)」で休憩。
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               *****

神功皇后と蒲鉾(かまぼこ)
 昔は魚肉を塩ずりして木や竹の棒に塗り、そのまま焼いて「蒲の穂」のようにした食品を「蒲鉾」と云った。「蒲穂子」が「かまぼこ」になったと云います。現在の焼きちくわによく似ていたと考えられます。

 神功皇后が神戸市の生田神社で、魚肉のすり身を「鉾」の先に塗り、焼いて食べたのがおこりであるという伝承がある。実際はもっと昔の縄文時代からの食品ではないでしょうか。
 東南アジアにも蒲鉾に似た食品があり、作り方も似ていることから東南アジアからのルーツも考えられます。

 蒲は止血作用、鎮痛作用があり、火傷・切り傷に効く。大国主神(大黒様)と稲羽の素兎(しろうさぎ)の話の中に、ワニを騙し皮をむかれて泣いている兎に大国主神が「川の水で身を洗い、水辺の蒲の花(蒲黄)を敷いて、その上を寝転がれば必ず直る」と云った。兎の傷は本当に癒えたのでした。
 文部省唱歌の「大黒さま」の3番
   大黒さまの 云うとおり きれいな水に 身を洗い 
   蒲の穂綿に くるまれば うさぎはもとの 白うさぎ

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by enki-eden | 2014-11-26 09:34