古代史探訪

enkieden.exblog.jp
ブログトップ

蛭子神社(ひるこじんじゃ、神戸市兵庫区)

 福の神、柳原のえべっさん。
 神戸市兵庫区西柳原町5-20  電078-651-0183  車は境内に停めました。
 祭神: 蛭子大神(ひるこのおおかみ、えびすさま)、大物主大神(だいこくさま)。

 毎年、1月9日から11日の「十日えびす大祭」では商売繁盛、家内安全、学業成就、漁業・海上安全を祈して約30万人から40万人の参拝者でにぎわう。

 日本書紀に、
 「伊弉諾尊と伊弉冉尊が天の柱を回り、女神が先に『なんと素晴らしい男でしょう』と云った。次に男神が『なんと素晴らしい乙女だろう』と云った。ついに夫婦の交わりをして、まず蛭子(ひるこ、不具の子)が生まれた。そこで葦船に乗せて流してやった。」と記されている。
 淡路島の対岸にある本州側には様々な漂着物が流れ着く。これが住民を潤し、日本書紀の蛭子の話と結びついて蛭子信仰、えびす信仰が生まれ、沿岸各地に蛭子神を祀るようになった。
 「えびす」を事代主神とする神社も多い。少彦名神とする神社もある。

 神社の由緒
 その昔、毎年8月22日に西宮神社の兵庫までの神幸の渡御が行われていた。往路は海上渡御、帰路は陸上還幸で、西宮内町(にしみやうちちょう)を通って西宮へ還られた。それで当時は西宮内町に社地があったが、後に現在の柳原に遷座し創建された。

   赤のアイコンが蛭子神社、黄が西宮内町。


 西宮神社(えびす宮総本社)の祭神は蛭児大神、天照大御神、大国主大神、須佐之男大神。
 和田神社の祭神は天御中主大神、市杵嶋姫大神、蛭子大神
 当社の祭神は蛭子大神と大物主大神。この三社は「えべっさん」で結ばれているようです。

 当社の社殿は昭和20年3月に空襲で焼失、昭和25年に復興。平成7年1月17日の阪神淡路大震災でも被害を受け、平成22年に新社殿完成。新社殿の構造は鉄筋コンクリートだが、屋根は木造銅板葺き、内装も木造になっている。
    道路側に看板
d0287413_9215292.jpg

    西国街道兵庫西惣門跡(西国街道から兵庫の町に入る西の玄関口)
d0287413_922254.jpg

d0287413_9221228.jpg

    赤い大鳥居、奥は本殿。
d0287413_9222984.jpg

     東の鳥居、手水舎、水神社。 雨乞い祈願のために水神社が創建された。
d0287413_9224193.jpg

d0287413_9225090.jpg

     えびす像
d0287413_923280.jpg

 神楽殿、十日えびす大祭では神楽、宵えびすには淡路浄瑠璃人形の「戎舞」が
奉納される。
d0287413_9231688.jpg

    拝殿(千鳥唐破風造)
d0287413_9234875.jpg

d0287413_9235510.jpg

    本殿(流れ造)
d0287413_92454.jpg

d0287413_9241596.jpg

    末社の西本稲荷神社、
    初午詣でをすると農家は五穀豊穣、商家は商売繁盛のご利益がある。
d0287413_9242722.jpg

    神楽殿の左に社務所
d0287413_9243872.jpg

[PR]
by enki-eden | 2015-07-01 00:11