古代史探訪

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松帆銅鐸の舌(ぜつ)にヒモが付着

 昨年4月に南あわじ市松帆地区から採取した銅鐸の鈕(ちゅう、つり手)に銅鐸を吊るすためのヒモが見つかっており、2個の舌(振り子)からもヒモが見つかっていた。今回は入れ子状態の2個の銅鐸の2個の舌にも紐の一部を発見。
 松帆銅鐸は7個発見されたが、紀元前3世紀から紀元前2世紀に製作されたと見られており、4個の舌の通し穴に紐が残っていたので、この紐を分析すればより正確な製作時期か埋納時期が判明するかもしれない。

 奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長の難波洋三氏は「7個の銅鐸すべてに舌があり、ヒモも残っていたのは大発見だ。通常は舌を伴わずに埋納されており、淡路の地域的な特徴の可能性がある。」と話す。
 2013年11月17日に難波洋三氏のセミナー「摂津の弥生時代」を投稿していますのでご参照ください。
 
 松帆銅鐸は2月27日から3月27日まで兵庫県立考古博物館(兵庫県加古郡播磨町大中)で特別展示されます。3月13日(日)には難波洋三氏の特別講演会「南あわじ市 松帆銅鐸の位置づけについて」も開催されます。
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by enki-eden | 2016-01-08 13:53