古代史探訪

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松帆銅鐸と「中の御堂銅鐸」

 松帆銅鐸は昨年4月に南あわじ市で7個見つかったが、そのうちの2個(2号と4号、22.4cm)が江戸時代に松帆慶野地区で出土した8個の銅鐸の一つ「中の御堂銅鐸(日光寺所有)」と同じ鋳型で作られていた。
 奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長の難波洋三氏は「中の御堂銅鐸の紐(ちゅう)の模様や胴体の鹿の絵が一致しており、鋳型を何度も使う過程でできる傷が共通している。」という。

 銅鐸は鰭(ひれ)を上下にして埋納されるが、松帆銅鐸は鰭を水平にして埋納されていた。これは松帆地区だけの特徴なのか、それとも埋納方法が決まる以前の古い方法なのか今後の研究が楽しみです。

 2月27日から兵庫県立考古博物館で松帆銅鐸が展示される予定なので、久しぶりに行ってみましょう。
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by enki-eden | 2016-02-09 01:49