古代史探訪

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板宿八幡神社(いたやどはちまんじんじゃ、神戸市)

厄除けの神、板宿の厄神さん。
神戸市須磨区板宿町3丁目15-25  電078-731-3161  駐車場あります。
祭神 八幡大神(誉田別命、ほんだわけのみこと)
   池の宮明神(大日孁貴命、おおひるめのむちのみこと)
   飛松天神(菅原道真公)

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 987年に武神・八幡大神と菅原道真公を板宿村の鎮守として祀り、道真公宿泊の跡を保存するために当社は創祀された。

 大正時代に落雷で枯れた「飛松」の切り株を境内社の飛松天神社が祀っている。菅原道真公が901年に太宰府へ赴任の途中、当地に宿泊したが京で大切にしていた松は情け知らずだと詩を詠んだ。
   梅は飛び 桜は枯るる 世の中に 何とて松の つれなかるらむ
 すると一夜にしてその松が道真公を慕って飛んできた。大正時代に「飛松」は高さ30mもあったが、落雷で枯死し、現在は切り株が飛松天神社で奉斎されている。
 「太宰府の飛梅」に対して「板宿の飛松」として信仰されている。板宿町の東に隣接して「飛松町」が現在でも存在する。

 池ノ宮明神(別名 鳴滝明神)の祭神は大日孁貴命(天照大神)です。板宿町の北隣りの明神町1丁目に鎮座していたが1908年に当社に合祀した。



 海抜77mの境内から市内が見渡せるが、この日は靄で遠くが見えなかった。
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 鳥居から本殿を望む、右手前の赤鳥居は飛松天神社、左手前は社務所。
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   本殿(厄除けの神)と飛松天神社(学問の神)
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   飛松天神社(祭神 菅原道真公)
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 本殿左に末社の稲荷大明神(祭神 倉稲魂命、商売繁盛の神)
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 本殿背後の階段を上ると、池ノ宮明神社(祭神 大日孁貴、産業・商業の神)。
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   池ノ宮明神社の左右に祠
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 神社の北にある須磨学園高等学校の山を得能山(とくのうざん)と云って、1924年に4世紀の竪穴式石室と割竹形木棺(頭部は北側)が発見された。前方後円墳の得能山古墳で、50才ぐらいの女性の頭蓋骨、銅鏡2面(画文帯神獣鏡と内行花文鏡)、鉄刀・鉄剣・鉄鏃が出土した。現在は国立東京博物館に保存されている。
 当社から西に続く丘陵は「飛松が岡」、「松岡」と呼ばれ須磨アルプスコースの一部になっているので登山者がよく訪れる。
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by enki-eden | 2016-04-01 00:16