古代史探訪

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長岡天満宮(長岡京市)

京都府長岡京市天神2丁目15-13  電075-951-1025  有料駐車場あります。
祭神: 菅原道真公
「見返り天神」とも呼ばれる。 学業成就、家内安全、交通安全、書道上達。



 延暦3年(784年)、50代桓武天皇(737年-806年)が平城京から山城国乙訓郡(おとくにぐん)長岡に遷都し、長岡京を造営した。宮殿は難波宮を移築した。
 平城京で勢力を強める仏教界を遠ざけることと、皇統が天武系から天智系に移ったことを強調する狙いがあった。
 しかし、長岡において川の氾濫で大きな被害が出て、和気清麻呂(733年-799年)などの勧めにより延暦13年(794年)に平安京に遷都した。

 神社の由緒によると、長岡は菅原道真(845年-903年)が在原業平(825年-880年)らと共に、 しばしば詩歌管弦を楽しんだ縁深い地である。 周辺地は菅原家の所領であった。
 菅原道真が901年に太宰府へ左遷された時、この地に立ち寄り、「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しんだ縁故によって、道真公自作の木像を死後にお祀りしたのが当社の創立である。

 現在の社殿(本殿、祝詞舎、透塀)は1941年に京都の平安神宮の社殿を拝領移築したもので、正面朱塗りの拝殿は既存の拝殿を増改築し、1998年に竣工した。
 境内のキリシマツツジが咲く4月の「春の観光まつり」には観光客が多く訪れる。

 正面大鳥居(御影石製、高さ9.75m、重量50トン)、立派な両部額、社号標。
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  八条ヶ池と水上橋、1638年に八条宮智仁親王が築造。


  山上の鳥居
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 手水舎と奥に撫で牛と神牛像。
 菅原道真が太宰府に左遷の時、途中で刺客に襲われたが、荒れ狂った白牛が駆けつけて刺客から守った。
 官公が太宰府で亡くなった時、遺骸を乗せた車を曳いていた牛が途中でひれ伏して動かなくなったので、そこを墓所として、その地に太宰府天満宮が建てられた。
 このような事跡で牛が官公の神使いとなっている。
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   拝殿
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   拝殿前の牛の石像
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   拝殿前の筆塚
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   本殿(三間社流れ造り)
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 境内社
 右が八幡宮社(応神天皇、比売大神、息長帯比売命)
 左が春日神社(武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神)
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 右は山神社(大山祇神)、左は龍神社(松尾竜神・菅竜神)
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 稲荷神社(倉稲魂神、猿田彦命、大宮女神)
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by enki-eden | 2016-12-07 00:24