古代史探訪

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石部神社(いそべじんじゃ、加西市上野町)

兵庫県加西市上野町71  電0790-44-0046  無料駐車場あります。
播磨国賀茂郡(賀毛郡)鎮座、賀茂郡は平安末期に加東郡と加西郡に分かれた。

祭神 市杵島姫命、
   田心姫命、
   湍津姫命。
御神徳は海上安全、水難除け、所願成就。



 717年(養老元年)、44代元正天皇(680年-748年、女帝)の皇女が安芸国一宮である宮島の厳島神社に参詣、海路で帰還しようとしたが海が荒れ、遭難して播州室津に上陸した後、薨去した。
 皇女が「我が守護神は市杵島姫命なり、これを当地の産土神と崇め奉れ」と遺言した。それで、719年(養老3年)に安芸国宮島から三女神を勧請した。

 当社の裏山は三津山(宮山)と呼ばれ、皇女を埋葬した。149mの山頂には皇塚古墳と云う円墳(20m)がある。円墳の築造時期は5世紀頃と見られるので時代が合わない。
 そして、元正天皇の結婚歴は記録がないので、皇女はいないはずであるが、例えば長屋王(684年-729年)との間に若い頃の隠し子がいたのかもしれない。元正天皇の妹・吉備内親王(686年頃-729年)は長屋王の妃になっている。
 2014年11月9日投稿の長屋王と吉備内親王をご参照ください。

 当地の在田郷は播州赤穂の浅野家の領地であったので、浅野家は当社を篤く信仰していた。門杉は樹齢1300年の巨木で、当社創建時からのもの。

   入口左右に門杉、根回り5m、高さ30m。鎮座の719年に記念植樹された。
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   絵馬殿と拝殿、裏山の三津山頂上に皇塚古墳がある。
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   本殿、春日造り。南西向きで千木と鰹木は男神仕様となっている。
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   八坂社、神明社、道祖社。
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   少名彦社と稲荷社
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   鐘楼
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©2012 INNAMI KANKI
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by enki-eden | 2018-02-20 09:53