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神社、遺跡めぐり   1943年生   印南神吉 (いんなみかんき)


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庭田神社(宍粟市)

兵庫県宍粟市(しそうし)一宮町能倉(よくら)1286  電0790-72-0315  無料駐車場あります。

祭神 事代主命

 2015331日投稿の「事代主神」をご参照ください。

  

播磨国宍粟郡に鎮座の式内社。

13代成務天皇の時代、4世紀半ばに神託により創建。

当社の東方の山裾を染河内川(そめごうちがわ)が流れており、揖保川に注ぐ。


    石の鳥居

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鳥居の右に一宮遥拝所、

当社は伊和神社(播磨国一宮)の境外末社であった時期がある。

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    随神門

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    拝殿前に絵馬殿と土俵(青いカバー)がある。

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    拝殿

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拝殿右に霊石の「亀石」。

伊和神社の本殿後ろに「鶴石」があり、合わせて「鶴亀」になっている。

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本殿、入母屋造り銅板葺き。

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本殿左に五社五行神、手前から水分神、加具土神、大歳神、大山津見神、火魂神、

宍粟市では火魂神を祀る神社が多い。

次の境内社は荒神社、八幡社、祇園社、出雲社。

こちら向きの境内社は稲荷社と皇大神宮。

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   後ろの参道を行くと弁天社。

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   更に進むと、湧き水の霊地「ぬくいの泉」。

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大国主命(160年頃出生)と天日槍命(230年頃出生)が国占め争いをしたが交渉が終わり、大国主命は当地で酒を醸して酒宴をしたと云う。それで、当地は庭酒(にわき)村と云われたが、庭音(にわと)村と云うように変わった。庭田神社の元の名称は庭酒神社であった。

私見ですが、国占め争いの時期は3世紀後半だったと見ています。従って、大国主命の4代ほど後の子孫が大国主命を襲名して播磨を開拓していたと思います。そして4世紀になると当社が創建された。

また、播磨国風土記の宍粟郡の条に酒造りの話がある。大国主神が国造りの大業を終え、景色が良く清水が湧き出る「ぬくい」の水辺に大業に係わった諸神を集め、もてなしの宴を行った。

その時大国主神が持参した干飯(かれい)を「ぬくい」の水で戻した時に一部の飯にカビ(麹)が生え、酒成分が生じて酒の発見になった。米飯を材料にして造った日本酒の庭酒(にわき)である。

それまでの古代の酒造りは、米を噛んで瓶(かめ)に入れて発酵させていた。噛んで入れる器だから「かめ(瓶)」と云ったのかな?

当地は酒造りに縁が深く、「日本酒発祥の地」と云われている。現在でも「庭酒(にわざけ)」ブランドの日本酒が販売されている。

酒米を品種改良してできた「山田錦」を使って、播磨では日本酒がたくさん醸造されている。

印南神吉   メールはこちらへ  nigihayahi7000@yahoo.co.jp  


by enki-eden | 2019-05-11 00:12