2019年 09月 09日
火産霊神社(ほむすびじんじゃ、丹波市)
兵庫県丹波市(たんばし)氷上町(ひかみちょう)井中20 無料駐車場あります。
祭神 沖津比古命(おきつひこのみこと)、沖津比売命(おきつひめのみこと)。
大年神と天知迦流美豆比売(あめちかるみずひめ)の子神で、神道の
「かまどの神様」、「台所の神様」。
「産霊の火」と「祭神の水」の二つの力のある生産発展の神様。
沖津比売は大戸比売(おおへひめ)と云う別名があり、沖津比古の妹。
竈(かまど)の燃え残り火を熾き(おき)と云ったので、沖津比古・沖津比売の名が生まれた。
竈を「ヘッツイ」と云うので、大戸(おおへ)比売の名が生まれたとも云う。
創建 974年9月9日、元今瀧寺満慶上人の勧請による。
神仏習合時には、「竈の神」は「荒神」と呼ばれるようになって一般家庭に浸透していき、
当社は「天一位三宝大荒神」と称していたが、明治になって火産霊神社と改称した。
三宝荒神については、「清荒神(きよしこうじん)」をご参照ください。
鳥居
拝殿と右に日向稲荷社(日向山頂より遷座)、日向山は7.5km南東の向山(569m)か。
その右に末社、菅原道真の天満天神社と大山祇命の山ノ神社を合祀した。
本殿
本殿左の末社は、三社を合祀した。
御霊神社(吉備真備等八所神で、病と天変地変から守る神)、
於米神社(米作豊熟の神)、
道祖神(村の外からの病と災いを遮る神)。
印南神吉 メールはこちらへ nigihayahi7000@yahoo.co.jp
by enki-eden
| 2019-09-09 08:40