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神社、遺跡めぐり   1943年生   印南神吉 (いんなみかんき)


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富雄丸山古墳の斜縁神獣鏡

奈良市教育委員会埋蔵文化財調査センターは1128日、奈良市丸山1丁目の国内最大の円墳「富雄丸山古墳」で、墳頂部から中国製銅鏡「斜縁神獣鏡」の破片が見つかったと発表した。

今月初めの発掘調査体験会で参加者の男性が発見したと云う。

富雄丸山古墳は奈良市の北西を流れる富雄川右岸に築造された大型円墳(4世紀後半、110)で、明治時代に盗掘を受けている。

1972年の団地造成の際に発掘調査が実施された。2017年度から奈良市教育委員会により史跡整備に向けた調査が実施されている。


墳形は円形で3段築成、墳丘表面には葺石・埴輪片があり、墳丘北東部には「ハの字形」の造出がある。主体部の埋葬施設は粘土槨で、内部には割竹形木棺(推定長6.9m)が据えられた。

伝出土品として石製品・鍬形石・合子・管玉・銅製品など(京都国立博物館所蔵)や、三角縁神獣鏡3面(天理大学附属天理参考館所蔵)があり、発掘調査出土品として武器類・鉄製品類・巴形銅器・形象埴輪がある。

京都国立博物館所蔵の伝出土品は1957年(昭和32年)に国の重要文化財に指定されている。北東側には小古墳の丸山2号墳と丸山3号墳も認められており、丸山古墳と合わせて現状保存されている。

10月中旬から約255平方メートルを調査、出土した斜縁神獣鏡の破片は長さ約3cm、

幅約1.5cm、厚さ約1mm。

仙人像の一部と丸い突起(鈕)があり、直径約16cmの斜縁神獣鏡の一部とみられる。

斜縁神獣鏡は3世紀頃に中国北東部で製作されたと考えられ。国内で45面出土しているが、円墳では金比羅山古墳(京都府宇治市、40mの円墳)など数例しかない。

1.5km南東の奈良市石木町に登彌神社(とみじんじゃ)が鎮座、祭神は東本殿に高皇産霊神、誉田別命(応神天皇)、西本殿に神皇産霊神、登実饒速日命、天児屋命。2殿が東西に並んでいる。

初代神武天皇がこの地に皇祖天神を祀ったのが始まりで、その後、登美連が祖神の饒速日命の居住地の近くのこの地に奉祀した。

印南神吉   メールはこちらへ  nigihayahi7000@yahoo.co.jp  


by enki-eden | 2019-11-29 17:00