2020年 01月 23日
神戸市の田中遺跡発掘
兵庫県教育委員会は、神戸市西区平野町の玉津田中遺跡にある弥生時代前期の集落跡から土偶と石棒が見つかったと発表した。
縄文時代に使われていた土偶と石棒が弥生前期の遺跡から出土することは、時代の変わり目に縄文系と弥生系の遺物が混在すると云う自然な現象ではないか。
高速道路の工事に伴い、2019年5月から発掘調査をしていた。2300年前の弥生前期の集落跡は、田中遺跡の西側にある。
土偶の長さは7cm、石棒の長さは46cm。土偶の顔は、縄文人の彫りが深い顔ではなく、弥生人特有の平面的な顔になっている。
1月26日(日)13時30分から現地説明会がある。天気が少し心配。
「サンテレビの報道」をご覧ください。
印南神吉 メールはこちらへ nigihayahi7000@yahoo.co.jp
by enki-eden
| 2020-01-23 11:55