古奈為神社(こなえじんじゃ、西脇市)
兵庫県西脇市黒田庄町小苗(こなえ)82 神社前に車を停められます。
祭神 木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、
稚産霊神(わくむすひのかみ)。
安産と五穀豊穣の神様、播磨国多可郡鎮座の式内社。
当地は播磨国の最北端で、丹波国と接している。
祭神の木花開耶姫の別名は神吾田鹿葦津姫(かむあたかしつひめ)で、「大山祇神(おおやまつみのかみ)」の娘。
木花開耶姫は皇孫の天津彦火瓊瓊杵尊(あまつひこほのににぎのみこと、170年頃出生)の妻となり、一晩で妊娠したので天津彦火瓊瓊杵尊が疑ったところ、木花開耶姫は怒って産室に入り、誓約(うけい)のことばを述べて産室に火を付けて焼いた。
出産の様子を記紀では「たたら製鉄」に例えて表現している。 木花開耶姫は3人の皇子を産んだ。火酢芹命(ほすせりのみこと、海幸彦)、火明命(ほあかりのみこと)、火折尊(ほおりのみこと、山幸彦、彦火火出見尊)である。
木花開耶姫は美の女神で、縁結び・安産・子宝の神として、静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社(せんげんたいしゃ、駿河国一之宮)に祀られている。
大山祇神や木花開耶姫の本拠地は、伊都国・志摩国(福岡県糸島市)であったと考えられる。 「伊都国を掘る」をご参照ください。
魏志倭人伝に、「伊都国官曰爾支(伊都国の官を爾支と云う)」とあるが、爾支(にき)は「高官、支配者」と云う意味だろうか。
爾支(にき)は饒速日命(にぎはやひのみこと)や天津彦火瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)などの名に使われている
古奈為神社祭神の稚産霊神(わくむすひのかみ)は、軻遇突智(かぐつち、火の神)と埴山姫(はにやまひめ、土の神)の子で、頭の上に蚕と桑が生じ、臍(ほぞ)の中に五穀が生まれたと云う。五穀豊穣の神になっている。
鳥居と社号標

拝殿

右(阿)の狛犬は玉持ち、左(吽)は子持ち。

本殿


拝殿右に境内社、右から天満宮、大歳神社、若宮神社、八坂神社、天照皇大神・豊受大神。
中央の2本の木の間に小さな磐座が。

本殿左横に大きな木々。左端は樹齢500年のケヤキ。

2本の木の根元に小さな磐座が。手前の1本の木は切り株になっている。

神社前の2本の木の根元にも小さな磐座と常夜灯。

印南神吉 メールはこちらへ nigihayahi7000@yahoo.co.jp

