民主主義と専制主義の闘い
民主主義・資本主義・自由主義・領土保全・法の支配・人権尊重などを掲げるG7国家(フランス・ドイツ・日本・イギリス・アメリカ・イタリア・カナダ・欧州連合)は専制主義国家と激しく対立している。
1998年からはロシアも参加しG8となったが、2014年のクリミア半島併合によりロシアは排除され元のG7に戻った。
専制主義と「独裁主義・共産主義・社会主義」は違うという意見もあるが、ここでは軍隊を配下に置いた独裁者が政権トップにいると云う位置づけにより、専制主義国家は現在の中国・ロシア・ベラルーシ・イランなどの他に軍部独裁のアフリカ・中東・東南アジアなどの国にも多い。
日本では自由で民主主義は当たり前であるが、意外と民主主義は世界に広まっていない。
民主主義国家でも戦時期には政府の権力・権限を集中するが、戦争が終わると元の民主主義に戻る。
ロシアと中国は民主主義国家とは対決すると露骨に鮮明に宣言している。この専制主義国家に対抗するのはアメリカを中心とするG7国家である。
特にアメリカは中国との貿易戦争、チベット・ウィグルなどの人権侵害、香港・台湾問題などで急速に関係は悪化した。
それに加えて、今年2月24日から始まったロシアによるウクライナ侵略である。
専制主義国家は価値観が古すぎる。ウクライナを攻撃しているロシアのプーチン大統領は中世の古い価値観(ノヴォロシア)のままでいる。軍人も同じように古く、中世の価値観・残虐性のままでいる。だから弱いのか。世界中から支援されているウクライナに勝てない。
プーチン大統領は欧州からリスペクトして欲しいのに逆に説教される。それが我慢ならないらしい。だから反民主主義に舵を切ったと云うが・・・
我々の理解できない別世界に住んでいるようだ。
中国の習近平主席も古い。プーチン大統領より更に古く、2,200年以上前の秦の始皇帝のようだ。遠い昔の別世界に行ってしまったのか。
ロシアも中国も軍事に特化した独裁国家で領土拡大を進めている。G7国家と外交・話し合いが通じなくなってしまっているので、G7もNATO(北大西洋条約機構)も対抗するために軍事費拡大を決めた。
価値観や外交力ではなく武力で勝った方がこれからの世界をリードする世の中に突入したのかもしれない。76年前にそういう時代は終わったと私は誤解していたのだろうか・・・
日本は日米同盟に加え、NATO諸国との連携を深化させているが、NATOとの同盟まで深化していく必要があるでしょう。6月末にスペインでNATO首脳会議があるが、4月のベルギーNATO外相会議には林外務大臣が出席した。岸田首相はまだ出席発言をしていない。
印南神吉 メールはこちらへ nigihayahi7000@yahoo.co.jp

