呉服神社(くれはじんじゃ)
兵庫県池田市室町(むろまち)7-4 電072-753-2243
車は境内に停められます。
摂津池田の「下の宮」、着物・呉服の神社。
健康長寿、家業繁栄、文化経済手芸上達。
祭神 呉服媛(くれはとりのひめ、機織裁縫の祖)、
仁徳天皇(16代天皇)。
15代応神天皇(363年-403年)の御代に猪名津彦命(いなつひこのみこと)を「中国の呉の国(東晋、都は建業、317年-420年)」に遣わし、機織裁縫(はたおりたちぬい)の工匠を求めた。
日本書紀によると、東漢氏(やまとのあやうじ)の祖・阿知使主(あちのおみ)が呉から兄媛、弟媛、呉服媛(くれはとりのひめ)、綾織媛(あやはとりのひめ)の4人を連れて筑紫に着いたが、宗像大神が一人欲しいと云われ兄媛を奉ったとある。
あとの3人を連れて摂津国武庫に到着したときに応神天皇が崩御したので大鷦鷯尊(おおさざきのみこと、仁徳天皇)に3人を奉った。
この子孫が呉衣縫(くれのきぬぬい)と蚊屋衣縫(かやのきぬぬい)である。
機織り、染色、裁縫などの技術が当地摂津国に伝えられ、姉の呉服媛が当地で亡くなったので仁徳天皇は神祠を建てて祀った。
妹の綾織媛は当社の900m北の池田市綾羽(あやは)にある伊居太神社(いけだじんじゃ、「上の宮」)で仁徳天皇により祀られている。

神社入り口、車はここから入るが門の幅が狭いので苦労する。
右手の幼稚園から賑やかで楽しい声が聞こえてくる。


拝殿(東向き)と恵比須神社(南向き)。

拝殿左右のステンドグラスが印象的。


本殿


恵比須神社、1月10日に恵美寿祭が行われる。

拝殿と本殿の間に「叩き板」があり、木槌で板を叩いて耳の遠い
「えべっさん」にお願いする。


境内社、右から猿田彦神、「国常立神」、素盞嗚神、
大国主神、大物主神、市杵島媛神。

稲荷神社

紅葉が美しい。

豊受太神宮と天照皇太神宮。

天満宮、1月25日に天満宮祭が行われる。

本殿後方に「姫室」があり、呉服媛の遺骨などを埋葬したと云うが・・・

印南神吉 メールは nigihayahi7000@yahoo.co.jp