レビ族①
4,000年ほど前、アブラハムはメソポタミア(現在のイラク南部)のウルでシュメール人と共生して遊牧や交易をし、ヘブル人と呼ばれていた。
高度に繫栄したシュメール文明であったが、農業環境の悪化と東部のエラム人による侵略でシュメール人が離散してしまったので、アブラハムは一族を引率してカナンの地(ヨルダン川西岸)へ移住した。
アブラハムの妻サライ(アブラハムの異母妹、シュメール人)との子孫がイスラエル人(ユダヤ人)となる。
メソポタミアでは異母姉妹との間に生まれた子が強い相続権を持つ。古代日本でも同じで、エジプトやインカの支配者も同じようにした。
アブラハムの妾ハガルとの子孫がアラブ人となり、アブラハムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の祖となっている。
「シュメールとユダヤの関係」をご参照ください。
アブラハムと妻サライの子はイサク、
イサクと妻リベカとの子はヤコブ(イスラエルと改名)、
ヤコブには12人の息子ができる。
ヤコブとレアとの子は、
ルベン、シメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン。
ヤコブとビルハ(ラケルの仕え女)との子は、
ダン、ナフタリ。
ヤコブとジルパ(レアの仕え女)との子は、
ガド、アセル。
ヤコブとラケル(レアの妹)との子は、
ヨセフ、ベニヤミン。
イスラエル12支族となるのは、
ルベン族、シメオン族、ユダ族、イッサカル族、ゼブルン族、
ダン族、ナフタリ族、
ガド族、アセル族
マナセ族、エフライム族、ベニヤミン族である。
イスラエル12支族にレビとヨセフが入らず、マナセとエフライムが入っている。
ヨセフは特別な存在で、二人の子マナセとエフライムが12支族として数えられる。
レビ族は「祭司族」として特別な役割を与えられ、継承する土地を持たなかったため「主(ヤハウェ)」を嗣業としていたので、イスラエルの12支族には数えない。
イスラエル人はエジプトに移住し430年が経過したが、奴隷として扱われていたので、レビ族のアロンとモーセ兄弟が3,300年ほど前にイスラエル人全員を導き、エジプトのゴセンからカナンに向けて脱出した。(出エジプト)
レビ族はイスラエルの部族の中で人口が最も少なく、出エジプト後カナンに戻った時には男子の人数が22,300人であった。
エジプトからカナンへの旅の途中、モーセが幕屋に入って行くと、兄のアロンの杖が芽を吹き、つぼみを付け、花を咲かせ、アーモンドの実を結んでいた。
イスラエル最初の祭司アロンの杖は、エジプトで何度も奇跡を起こしたが、出エジプト時に海を割る奇跡を起こした杖であり、杖に咲いた花はユダヤ教のメノーラ(燭台)のモチーフにもなっている。
奇跡を起こした「アロンの杖」はアーモンドの木であった。
印南神吉 メールは nigihayahi7000@yahoo.co.jp

