川崎稲荷神社(宍粟市)
兵庫県宍粟市一宮町閏賀(うるか)279 無料駐車場あります。
「ウルカ(閏賀)明神」又は、「キサキ(后)明神」と称した。
愛称は閏賀(うるか)さん。
配神 大山祇神(おおやまづみのかみ)、
若年神(わかとしのかみ)、
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)の父は素盞嗚尊(すさのおのみこと)、母は大山祇神の娘・神大市姫(かむおおいちひめ)、兄は饒速日命(にぎはやひのみこと、大歳神)。
若年神は大歳神(饒速日命)の孫。
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)は神大市姫の妹。
安積庄領主の安積氏は当社を勧請し、邸内の守護神としたので武将に崇敬された。
「うるか」の地名由来は播磨国風土記によると、大神之妻許乃波奈佐久夜比売命其形美麗故曰宇留加(伊和大神の皇后・木花咲耶姫命が美しかったので地名をウルカにした)とある。
木花咲耶姫命は、伊和大神の皇后となったが、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の皇后にもなった。
多重婚・複数婚は古代ではよくあることで、伝承が事実と違う場合もある。
伊和大神(大国主神)を祀る伊和神社は当社の1.2km南に鎮座。
川崎稲荷神社の「川崎」は、キサキ(后)が転じて「川崎」になったのか、揖保川の近くだから「川崎」になったのか?
神社前の「閏賀(うるか)の里」。


入口の赤い鳥居。

社務所、
境内に土俵がある。

注連柱、鳥居、拝殿。




右横に「出世稲荷大明神」、
眷属の「なで狐」を撫でると健康を保てる。


厄除け火箸神納所、厄除けの火箸がたくさん納められている。
元宮(旧社殿)で、岩の奥に風穴がある。
私は厄年の時に火箸をもらったが、神社に納めずに自宅に置いたままです。
左の小祠は「防災南天(難転)稲荷」。



印南神吉(いんなみ かんき)

