安仁神社(あにじんじゃ、岡山市)
岡山市東区西大寺一宮895 電086-946-1453 無料駐車場あります。
備前国総鎮守の式内社、名神大社。
家内安全、厄除開運・身体健全など諸願の成就。
当社は備前国の古社で元一宮であったが、当社が天慶の乱(939年)で藤原純友(941年没)に味方したので朝廷から一宮をはく奪され、吉備津彦神社(岡山市北区一宮)が備前国一宮になった。
祭神 五瀬命(いつせのみこと、神武天皇の長兄)、
稲氷命(いなひのみこと、神武天皇の次兄)、
御毛沼命(みけぬのみこと、神武天皇の三兄)。
初代神武天皇(181年‐248年)の兄を祀っているので兄(安仁)神社と称したが、諸説ある。
当社は久方宮(ひさかたのみや)とも云われ、創建は相当に古く3世紀初め頃か。
本殿後方から銅鐸が出土しており、当地では紀元前から祭祀が行われていたと考えられる。

元宮は後方の宮城山(みやしろやま、別名・鶴山、72m)頂上に鎮座していたが、宝永2年(1705年)に備前藩主池田家の祈願所として中腹の現在地に遷座した。
県道235号から小川を渡り、注連柱から南へ300mで安仁神社。

大きな社号標と備前焼製の狛犬。 左手前に駐車場とトイレがある。

狛犬と一の鳥居。

参道を進むと二の鳥居と階段が見える。

階段を上ると随神門。

参集殿。

更に階段を上ると注連柱と拝殿(明治17年に改築)。


新旧の社務所。


幣殿と本殿、社殿は北西向き。

流造の本殿、明治18年に改築。


神庫。

摂社の左補神社。

稲荷神社。

左が、9.5km南東に鎮座する境外末社の「綱掛石神社」遥拝所。
神武東征(204年~209年)の途中、当地に留まり船の「とも綱」を掛けた石がある。
右が、境外末社の「天神社」遥拝所。
他にも遥拝所が多い。

摂社の右補神社。

明治26年に本殿後方の法面が大雨で崩れ、弥生中期の銅鐸が発見された。
扁平鈕式四区袈裟襷銅鐸(へんぺいちゅうしきよんくけさたすきどうたく)で高さ31.5cm。
岡山県立博物館に寄託され、県指定重要文化財になっている。
銅鐸は国境にある丘の法面に埋蔵されることが多い。
印南神吉(いんなみ かんき)

