鹿忍神社(かしのじんじゃ、瀬戸内市)
岡山県瀬戸内市牛窓町(うしまどちょう)鹿忍(かしの)484
境内後方に回って車を停められるが道路が狭い。神社までの山道も狭い。
鹿歩山(かぶやま、かぶさん、93m)に鎮座しているので「鹿歩山明神」、稲の神「稲津明神」と称していたが、後に「五社大明神」と改称した。
神仏分離により、明治2年に「鹿忍神社(かしのじんじゃ)」と改称した。
祭神 天児屋根命(あめのこやねのみこと、春日神、中臣連の祖)、
布津主命(ふつぬしのみこと、春日神、武神)、
武甕槌命(たけみかづちのみこと、春日神、武神)、
姫大神(ひめおおかみ、春日神)、
山田彦命(やまだひこのみこと、猿田彦命の第2子)。
四柱の春日神は「春日大社」と同じ祭神で、神使いは鹿。
山田彦命(200年頃生)が鹿に乗って忍んで来たので地名が「鹿忍(かしの)」となり、鎮座地の宮山が「鹿歩山(かぶやま、かぶさん)」となった。
48代称徳天皇(女帝)の神護景雲(じんごけいうん)年間(767年‐769年)に当社は再建したと棟札にあるが、春日大社の創建が768年であるから、当社もその頃に勧請して創建したのではないか。
或いは山田彦命を祀っていた鹿歩山に春日神を勧請して、社殿を拡大・再建したのか・・・
弘安の役(1281年)に当社は奇異の霊験があり、蒙古・高麗軍を撃退したと伝わる。
鹿歩山の山頂には鹿歩山古墳(かぶやまこふん)があり、墳長84m、全長100m、築造5世紀後半の前方後円墳で岡山県指定史跡になっている。
牛窓湾周辺には5基の前方後円墳が築造されたが、鹿歩山古墳だけに周濠が築造された。
古墳の発掘はされていないが、被葬者は山田彦命の子孫かもしれない。
入口の鳥居、扁額は「五社大明神」。


参道の階段を上ると随神門。

更に上ると神籬(ひもろぎ)がある。


拝殿前に備前焼の陶器製狛犬。



拝殿、
扁額は「五社大明神」、神輿が2基。


本殿、千鳥破風付入母屋造り銅板葺き。




お伊勢様拝所。

稲荷神社。

祠


印南神吉(いんなみ かんき)

